内視鏡検査を浜松の病院で受けた場合は安静にすべき?

浜松で内視鏡検査を受けた後は一定期間の安静と食事制限が必要です。検査の対象部位や使用した鎮静法によって期間に違いが出ます。個別化された指示内容を正確に把握し、体調面に配慮しながら指示に沿うことが大切です。

上部検査終了後の比較的早期の食事再開が可能な理由

上部消化管内視鏡検査後は4~6時間程度で流動食の摂取が可能となります。これは主に、胃や十二指腸といった上部消化管では内容物の通過速度が速く、検査に使用した空気や水の残留期間も下部消化管と比較して明らかに短いことが理由です。つまり、上部の場合は内視鏡操作による臓器への接触部位や時間も限定的で比較的軽微なダメージにとどまることが多いため、安静・食事制限期間の短縮が可能なのです。

経口鎮痛剤使用例でも退院後安静は欠かせないワケ

内視鏡検査で静脈内薬剤による鎮静を選択しなかった場合でも、体内での内視鏡操作という侵襲は加わっているため、直後の自宅退院が可能であっても、過度な活動は体力低下や疲労蓄積を招きます。特に高齢者では自律神経失調を引き起こすリスクがあるため、少なくとも半日から1日程度の安静確保が求められます。